2011年4月8日金曜日

OsiriXでのCDやDVDへの検査画像書き込みに関して

OsiriXユーザー病院さんの悩みの1つに他病院にCDやDVDへデータを書き込んで患者さんに渡す時、CDやDVDにDICOMファイルと一緒に書き込まれる簡易ViewerがMacのPCでしか起動しないものであることが挙げられると思います。大半の病院がWindowsユーザーであるので、OsiriXで焼き込んだCDやDVDで検査画像を閲覧することができません。

そこで、次のような対処をしてみました。

(1)Windowsで見れるフリーのViewerを用意します。できればDICOMDIRに対応したフリーのViewerが望ましいです。

(2)そのWindows用のフリーViewerをMacPCのデスクトップに保存しておきます。

(3)OsiriXの検査一覧DBでCD、DVDに焼き込みたい検査画像を選択します。

(4)「書き出し」をクリックします。

(5)DICOMファイルを書き出す場所を「デスクトップ」にします。

(6)「DICOMDIRを追加」にレ点を入れます。

(7)フォルダーツリーの欄で、「階層構造」を選択します。

(8)圧縮の欄で、「ファイルを変更しない」を選択します。

(9)「新規フォルダ」を選択し、「新規フォルダの名前」欄に名称をつけ、「作成」をクリックします。

(10)「選択」をクリックします。

以上の作業でデスクトップ画面にCD、DVDに焼き込みたいたいDICOMファイルが保存されました。このファイルとWindows用の簡易Viewerを一緒にCD、DVDにペーストして作業は終了です。

(11)デスクトップの所定フォルダに格納されたDICOM(を確認します。所定フォルダを開けますと、さらにそこにサブフォルダが入っています。そのサブフォルダの中に、さらにまたフォルダが入っています。そのフォルダの中にまたフォルダがあったりします。DICOMファイルは最下層のフォルダに入っています。必要なファイルはそのメインフォルダよりも一階層下のサブフォルダの中に入っている状態のもの全てとWindows用の簡易Viewerです。サブフォルダの中にデスクトップの保存しているWindows用の簡易Viewerをコピーしてペーストします。そうしますと、サブフォルダに入っている中味は、DICOMファイルを格納したフォルダとDICOMDIR、Windows用の簡易Viewerの3つです。

(12)これら全てをCDあるいはDVDにペーストして終了です。メディアへのペーストの時間は5~10分はかかるでしょう。

以上で、Windowsユーザー向けへのCD、DVDの焼き付け作業が終了しました。

OsiriXの標準のメディア焼き付け機能で、Windowsユーザー向けのViewerを添付できるようにNewton Graphicsさんと一緒に改造予定です。ここは頑張ります。Newtonさん、徹夜で作って下さい!! お願い致します。

Macmini凄い! OsiriXでの読影モニター2面構成がいとも簡単に

いや~、こんな小さなMacminiですが、本当に凄いな~と改めて思いました。ナナオ製の200万画素読影モニターと300万画素読影モニターを2台並べて比較読影作業環境を簡単に構築できました。現在のMacminiは標準では、デュアルリンクに対応しておりませんので、デュアルリンクアダプターをつけますと、ナナオ製等の300万画素高精細読影モニターに対応可能ですが、残念ながらこれはMacminiからは1台しか接続できません。もう1つはHDMI出力対応ポートで、ここには300万画素のモニターには対応できないです。

接続方法をまとめますと、ミニディスプレイポートには300万画素にも対応可能なデュアルリンクアダプター(1万円ちょっとぐらいです)を接続し、読影用モニターのDVIに変換し、300万画素読影モニターに接続します。もう1つのHDMIポートはMacminiに標準で用意されているHDMI⇔DVI変換アダプターをとりつけ、ここに200万画素の読影モニターを接続します。

読影モニターはいずれも縦設定で、ここはナナオ製のモニターで「ハード的」に縦にするのではなく、「ソフト的」に縦に設定してください。これは以前のコメントで指摘しました。これを「ハード的」に設定してしまうと画面が真っ白に凍結してしまいます。モニターを「ソフト的」に設定した後、Macminiのシステム環境設定のモニターの設定で、回転の欄で270°に設定しますと、モニターの縦設定が終了となります。

これで物理的な設定が全て終了しました。次はOsiriXでの設定です。OsiriXでの標準の設定では、2面モニターでの読影作業を行うための設定項目が幾つかあります。いろいろ試したのですが、一番分かりやすい方法は下記の通りだと思いました。

(1)まずは、メインになるモニターをどちらにするか決める必要があります。これはOsiriXの基本動作をするモニター のことです。これは次の手順で設定します。

 「システム環境設定」 → 「ディスプレイ」 → 「調整」 → メインモニターを選択するには、表示された2つのモニターの絵の上端に帯がありますが、この帯をメインモニター側に移動する。

これで、メインモニターの設定が終了です。次は、OsiriXの設定です。

(2)OsiriXでどのように2画面を表示するかですが、幾つかのパターンがありますが、一番私が納得したのは下記の手順での設定です。

OsiriXの「環境設定」 → 「ビューア」  → 「全モニターに2Dビューアを表示」 と設定する方法が一番分かりやすいです。

この設定方法をしますと、検査DB画面で検査を選択し、クリックすると、一番最初にメインモニターではない、サブモニターに画像が表示されるルールになっております。この段階では、サブモニターに見たい最初の画像が表示され、検査DB画面はまだメインモニターに表示されたままになっております。次に、過去画像があった場合、サブモニターにサムネイル画像が表示されますので、そのサムネイルを右クリックすると、比較したい過去画像がメインモニターに表示されます。

つまい、最初に見たい画像がサブモニターに、比較したい過去画像がメインモニターに表示されます。後は、それぞれのモニターに当該患者に撮影した過去の画像のサムネイルが表示され、それを左クリックすれば、クリックしたモニターにその画像が表示されます。

どうでしょうか。違和感がある方もいらっしゃるでしょうが、OsiriXの標準の設定ではこれが使いやすいかと思います。これ以上の細かい設定をしたい場合は、OsiriXを改造することになります。医師の中には、ある画像を表示すると、自動的に関連する直近の過去画像を自動的に表示する仕組みのものもあります。OsiriXにはその機能は無く、手作業で比較したい画像を右クリックする必要がありますが、この方が便利だと言う方もいます。比較したい画像には直近過去、その前、さらにその前といろいろなパターンがありますから、手作業で簡単に比較できる仕組みもとても便利だと思います。

OsiriXの「環境設定」 → 「ビューア」 では、上記の「全モニターに2Dビューアを表示」 の選択以外にも2つの別の方法がありますが、私は個人的には使いずらいと思っております。比較したい画像をドラッグする必要があり、さらに画像表示の拡大作業等、幾つかの作業を連続的にする必要があり不便だと思ったからです。

以上、Macmini、OsiriX、2台の高精細読影モニターを使って現在、過去比較読影作業環境を構築する手順でした。

Macminiは標準のビデオカードで2台のモニターをいとも簡単に接続し、比較読影環境を構築できてしまうのは凄いです。Windowsであれば、ナナオのビデオカードを2枚購入する必要がありますが、Macminiは何も購入する必要がございません。これには感動しました。凄いです、本当に。

病院内ネットワーク構築のポイント、光2セッションの利便性

弊社は遠隔読影事業をやっているので、病院内のネットワークの構築の面倒をみさせて頂くことが多いのですが、その際、多いのが、医療装置のリモメン、レセプトオンライン、メールやウェブ閲覧用のネットワーク等、ネットワークが入り乱れていることが多いです。個別最適と全体最適をどう料率するかがポイントです。ウィルス感染防止、不法侵入防止を実現し、かつ、利便性をどこまで高められるかが鍵です。インターネット接続用ルーター、院内のネットワークアドレスを区切るローカルルーターのポート制御がポイントとなります。

最近、多いのが、レセプトオンライン用の接続です。通常の光Bフレッツは2セッションの契約となっているので、光終端モデムからハブに接続し、そのハブからレセプトオンライン用のPCにLANケーブルを接続します。ハブにはもう1本LANケーブルを接続しますが、それはインターネット接続用のルーターに接続します。これで、レセプトオンラインをしながら、インターネットにも接続可能となります。光終端モデムからハブに接続することがちょっと違和感がありますが、レセプトオンライン接続とインターネット接続を同時に実現する方法です。光Bフレッツの2セッションは便利です。