OsiriXユーザー病院さんの悩みの1つに他病院にCDやDVDへデータを書き込んで患者さんに渡す時、CDやDVDにDICOMファイルと一緒に書き込まれる簡易ViewerがMacのPCでしか起動しないものであることが挙げられると思います。大半の病院がWindowsユーザーであるので、OsiriXで焼き込んだCDやDVDで検査画像を閲覧することができません。
そこで、次のような対処をしてみました。
(1)Windowsで見れるフリーのViewerを用意します。できればDICOMDIRに対応したフリーのViewerが望ましいです。
(2)そのWindows用のフリーViewerをMacPCのデスクトップに保存しておきます。
(3)OsiriXの検査一覧DBでCD、DVDに焼き込みたい検査画像を選択します。
(4)「書き出し」をクリックします。
(5)DICOMファイルを書き出す場所を「デスクトップ」にします。
(6)「DICOMDIRを追加」にレ点を入れます。
(7)フォルダーツリーの欄で、「階層構造」を選択します。
(8)圧縮の欄で、「ファイルを変更しない」を選択します。
(9)「新規フォルダ」を選択し、「新規フォルダの名前」欄に名称をつけ、「作成」をクリックします。
(10)「選択」をクリックします。
以上の作業でデスクトップ画面にCD、DVDに焼き込みたいたいDICOMファイルが保存されました。このファイルとWindows用の簡易Viewerを一緒にCD、DVDにペーストして作業は終了です。
(11)デスクトップの所定フォルダに格納されたDICOM(を確認します。所定フォルダを開けますと、さらにそこにサブフォルダが入っています。そのサブフォルダの中に、さらにまたフォルダが入っています。そのフォルダの中にまたフォルダがあったりします。DICOMファイルは最下層のフォルダに入っています。必要なファイルはそのメインフォルダよりも一階層下のサブフォルダの中に入っている状態のもの全てとWindows用の簡易Viewerです。サブフォルダの中にデスクトップの保存しているWindows用の簡易Viewerをコピーしてペーストします。そうしますと、サブフォルダに入っている中味は、DICOMファイルを格納したフォルダとDICOMDIR、Windows用の簡易Viewerの3つです。
(12)これら全てをCDあるいはDVDにペーストして終了です。メディアへのペーストの時間は5~10分はかかるでしょう。
以上で、Windowsユーザー向けへのCD、DVDの焼き付け作業が終了しました。
OsiriXの標準のメディア焼き付け機能で、Windowsユーザー向けのViewerを添付できるようにNewton Graphicsさんと一緒に改造予定です。ここは頑張ります。Newtonさん、徹夜で作って下さい!! お願い致します。
2011年4月8日金曜日
Macmini凄い! OsiriXでの読影モニター2面構成がいとも簡単に
いや~、こんな小さなMacminiですが、本当に凄いな~と改めて思いました。ナナオ製の200万画素読影モニターと300万画素読影モニターを2台並べて比較読影作業環境を簡単に構築できました。現在のMacminiは標準では、デュアルリンクに対応しておりませんので、デュアルリンクアダプターをつけますと、ナナオ製等の300万画素高精細読影モニターに対応可能ですが、残念ながらこれはMacminiからは1台しか接続できません。もう1つはHDMI出力対応ポートで、ここには300万画素のモニターには対応できないです。
接続方法をまとめますと、ミニディスプレイポートには300万画素にも対応可能なデュアルリンクアダプター(1万円ちょっとぐらいです)を接続し、読影用モニターのDVIに変換し、300万画素読影モニターに接続します。もう1つのHDMIポートはMacminiに標準で用意されているHDMI⇔DVI変換アダプターをとりつけ、ここに200万画素の読影モニターを接続します。
読影モニターはいずれも縦設定で、ここはナナオ製のモニターで「ハード的」に縦にするのではなく、「ソフト的」に縦に設定してください。これは以前のコメントで指摘しました。これを「ハード的」に設定してしまうと画面が真っ白に凍結してしまいます。モニターを「ソフト的」に設定した後、Macminiのシステム環境設定のモニターの設定で、回転の欄で270°に設定しますと、モニターの縦設定が終了となります。
これで物理的な設定が全て終了しました。次はOsiriXでの設定です。OsiriXでの標準の設定では、2面モニターでの読影作業を行うための設定項目が幾つかあります。いろいろ試したのですが、一番分かりやすい方法は下記の通りだと思いました。
(1)まずは、メインになるモニターをどちらにするか決める必要があります。これはOsiriXの基本動作をするモニター のことです。これは次の手順で設定します。
「システム環境設定」 → 「ディスプレイ」 → 「調整」 → メインモニターを選択するには、表示された2つのモニターの絵の上端に帯がありますが、この帯をメインモニター側に移動する。
これで、メインモニターの設定が終了です。次は、OsiriXの設定です。
(2)OsiriXでどのように2画面を表示するかですが、幾つかのパターンがありますが、一番私が納得したのは下記の手順での設定です。
OsiriXの「環境設定」 → 「ビューア」 → 「全モニターに2Dビューアを表示」 と設定する方法が一番分かりやすいです。
この設定方法をしますと、検査DB画面で検査を選択し、クリックすると、一番最初にメインモニターではない、サブモニターに画像が表示されるルールになっております。この段階では、サブモニターに見たい最初の画像が表示され、検査DB画面はまだメインモニターに表示されたままになっております。次に、過去画像があった場合、サブモニターにサムネイル画像が表示されますので、そのサムネイルを右クリックすると、比較したい過去画像がメインモニターに表示されます。
つまい、最初に見たい画像がサブモニターに、比較したい過去画像がメインモニターに表示されます。後は、それぞれのモニターに当該患者に撮影した過去の画像のサムネイルが表示され、それを左クリックすれば、クリックしたモニターにその画像が表示されます。
どうでしょうか。違和感がある方もいらっしゃるでしょうが、OsiriXの標準の設定ではこれが使いやすいかと思います。これ以上の細かい設定をしたい場合は、OsiriXを改造することになります。医師の中には、ある画像を表示すると、自動的に関連する直近の過去画像を自動的に表示する仕組みのものもあります。OsiriXにはその機能は無く、手作業で比較したい画像を右クリックする必要がありますが、この方が便利だと言う方もいます。比較したい画像には直近過去、その前、さらにその前といろいろなパターンがありますから、手作業で簡単に比較できる仕組みもとても便利だと思います。
OsiriXの「環境設定」 → 「ビューア」 では、上記の「全モニターに2Dビューアを表示」 の選択以外にも2つの別の方法がありますが、私は個人的には使いずらいと思っております。比較したい画像をドラッグする必要があり、さらに画像表示の拡大作業等、幾つかの作業を連続的にする必要があり不便だと思ったからです。
以上、Macmini、OsiriX、2台の高精細読影モニターを使って現在、過去比較読影作業環境を構築する手順でした。
Macminiは標準のビデオカードで2台のモニターをいとも簡単に接続し、比較読影環境を構築できてしまうのは凄いです。Windowsであれば、ナナオのビデオカードを2枚購入する必要がありますが、Macminiは何も購入する必要がございません。これには感動しました。凄いです、本当に。
接続方法をまとめますと、ミニディスプレイポートには300万画素にも対応可能なデュアルリンクアダプター(1万円ちょっとぐらいです)を接続し、読影用モニターのDVIに変換し、300万画素読影モニターに接続します。もう1つのHDMIポートはMacminiに標準で用意されているHDMI⇔DVI変換アダプターをとりつけ、ここに200万画素の読影モニターを接続します。
読影モニターはいずれも縦設定で、ここはナナオ製のモニターで「ハード的」に縦にするのではなく、「ソフト的」に縦に設定してください。これは以前のコメントで指摘しました。これを「ハード的」に設定してしまうと画面が真っ白に凍結してしまいます。モニターを「ソフト的」に設定した後、Macminiのシステム環境設定のモニターの設定で、回転の欄で270°に設定しますと、モニターの縦設定が終了となります。
これで物理的な設定が全て終了しました。次はOsiriXでの設定です。OsiriXでの標準の設定では、2面モニターでの読影作業を行うための設定項目が幾つかあります。いろいろ試したのですが、一番分かりやすい方法は下記の通りだと思いました。
(1)まずは、メインになるモニターをどちらにするか決める必要があります。これはOsiriXの基本動作をするモニター のことです。これは次の手順で設定します。
「システム環境設定」 → 「ディスプレイ」 → 「調整」 → メインモニターを選択するには、表示された2つのモニターの絵の上端に帯がありますが、この帯をメインモニター側に移動する。
これで、メインモニターの設定が終了です。次は、OsiriXの設定です。
(2)OsiriXでどのように2画面を表示するかですが、幾つかのパターンがありますが、一番私が納得したのは下記の手順での設定です。
OsiriXの「環境設定」 → 「ビューア」 → 「全モニターに2Dビューアを表示」 と設定する方法が一番分かりやすいです。
この設定方法をしますと、検査DB画面で検査を選択し、クリックすると、一番最初にメインモニターではない、サブモニターに画像が表示されるルールになっております。この段階では、サブモニターに見たい最初の画像が表示され、検査DB画面はまだメインモニターに表示されたままになっております。次に、過去画像があった場合、サブモニターにサムネイル画像が表示されますので、そのサムネイルを右クリックすると、比較したい過去画像がメインモニターに表示されます。
つまい、最初に見たい画像がサブモニターに、比較したい過去画像がメインモニターに表示されます。後は、それぞれのモニターに当該患者に撮影した過去の画像のサムネイルが表示され、それを左クリックすれば、クリックしたモニターにその画像が表示されます。
どうでしょうか。違和感がある方もいらっしゃるでしょうが、OsiriXの標準の設定ではこれが使いやすいかと思います。これ以上の細かい設定をしたい場合は、OsiriXを改造することになります。医師の中には、ある画像を表示すると、自動的に関連する直近の過去画像を自動的に表示する仕組みのものもあります。OsiriXにはその機能は無く、手作業で比較したい画像を右クリックする必要がありますが、この方が便利だと言う方もいます。比較したい画像には直近過去、その前、さらにその前といろいろなパターンがありますから、手作業で簡単に比較できる仕組みもとても便利だと思います。
OsiriXの「環境設定」 → 「ビューア」 では、上記の「全モニターに2Dビューアを表示」 の選択以外にも2つの別の方法がありますが、私は個人的には使いずらいと思っております。比較したい画像をドラッグする必要があり、さらに画像表示の拡大作業等、幾つかの作業を連続的にする必要があり不便だと思ったからです。
以上、Macmini、OsiriX、2台の高精細読影モニターを使って現在、過去比較読影作業環境を構築する手順でした。
Macminiは標準のビデオカードで2台のモニターをいとも簡単に接続し、比較読影環境を構築できてしまうのは凄いです。Windowsであれば、ナナオのビデオカードを2枚購入する必要がありますが、Macminiは何も購入する必要がございません。これには感動しました。凄いです、本当に。
病院内ネットワーク構築のポイント、光2セッションの利便性
弊社は遠隔読影事業をやっているので、病院内のネットワークの構築の面倒をみさせて頂くことが多いのですが、その際、多いのが、医療装置のリモメン、レセプトオンライン、メールやウェブ閲覧用のネットワーク等、ネットワークが入り乱れていることが多いです。個別最適と全体最適をどう料率するかがポイントです。ウィルス感染防止、不法侵入防止を実現し、かつ、利便性をどこまで高められるかが鍵です。インターネット接続用ルーター、院内のネットワークアドレスを区切るローカルルーターのポート制御がポイントとなります。
最近、多いのが、レセプトオンライン用の接続です。通常の光Bフレッツは2セッションの契約となっているので、光終端モデムからハブに接続し、そのハブからレセプトオンライン用のPCにLANケーブルを接続します。ハブにはもう1本LANケーブルを接続しますが、それはインターネット接続用のルーターに接続します。これで、レセプトオンラインをしながら、インターネットにも接続可能となります。光終端モデムからハブに接続することがちょっと違和感がありますが、レセプトオンライン接続とインターネット接続を同時に実現する方法です。光Bフレッツの2セッションは便利です。
最近、多いのが、レセプトオンライン用の接続です。通常の光Bフレッツは2セッションの契約となっているので、光終端モデムからハブに接続し、そのハブからレセプトオンライン用のPCにLANケーブルを接続します。ハブにはもう1本LANケーブルを接続しますが、それはインターネット接続用のルーターに接続します。これで、レセプトオンラインをしながら、インターネットにも接続可能となります。光終端モデムからハブに接続することがちょっと違和感がありますが、レセプトオンライン接続とインターネット接続を同時に実現する方法です。光Bフレッツの2セッションは便利です。
2011年4月5日火曜日
OsiriXでの読影モニター2面構成に関して
OsiriXで読影モニターを2面構成にすると、標準のOsiriXではまだちょっと不具合があります。左、右のモニターに狙った画像を映し出すことができないです。従って、どういう順番で左、右に写し出すかは改造要です。PACSメーカーによって映し出す順番、手順はそれぞれ違います。あるメーカー製のPACSでは、ドクターの嗜好に合わせて、選択設定できるようになっているものもあり、ドクターが使用前にID、PWを入力すると、サーバーから設定内容が呼び出され、自分の好みに合わせた読影環境が実現されるものもあります。これは大変に便利ですね。医師によって、2モニターにどういうように画像を表示するかかなり違いますので、医師別に表示スタイルが変わるのは便利です。随分と高いシステムですが。。。。 OsiriXでは大幅なコスト削減を目指しているので、そこまでの機能は不要かと思いますが、2面構成の比較読影が容易なように改造はできればと思っております。
2011年4月4日月曜日
WindowsPCの初期化、再インストールに関して
MacPCでの初期化、再インストールに慣れてしまっているので、WindowsPCの初期化、再インストールは本当に大変ですね。。。 メーカーのサポートに丸一日電話して完成しました。
WindowsXPのPCの初期化、再インストールを以下の手順で行いました。リカバリーCDが無くなってしまっていたので再インストールは大変でした。リカバリCDがあれば苦しまなかったと思います。
再インストールしたのは、DELLのOptiplex755です。OSはWindowsVistaのダウングレード版のXPです。リカバリーCDは紛失してしまっているという条件での初期化、再インストールです。
以下の手順で初期化、再インストールをしました。
1. DELLのOptiplex755のリカバリー用CDを紛失してしまっているので、泣く泣くOptiplex760を購入した時のリカバリCDをスロットに入れた。
2. 再起動をかける際、「F12」キーを叩く。
3. ブートデバイスを設定する画面が表示されます。
4. この時、HDDではなく、CD-ROMでの起動(ブート)する欄を選択します。ここで「Enter」を押してはいけません。私はこのことを知らずに「Enter」キーを押してしまい袋小路に陥りました。正解は「Enter」キーを押さずに、スペースキーを押すのですね!!! スペースキーを押してから、「Enter」キーを押すことがポイントです。
5. スペースキーを押してから「Enter」キーを押すことで、CDからの起動が可能となります。もし、スペースキーを押さずに「Enter」キーを押すと、CDからの起動とならず、HDDからの起動となってしまいます。そうすると初期化ができません。
6. スペースキーを押してから、「Enter」キーを押すことで、無事にCDからの起動が可能となりました。
7. そしてこの時、初期化をする手続きが可能となります。もう何が書いてあったか覚えておりませんが、必ず初期化をして下さい。しなかれば、以前の設定情報が消えずに単なる上書きとなり、リスクが残ります。表示される文字をじっくりと読み、パーティション等を削除し、初期化(フォーマット)をかけて下さい。
8. 初期化後、OSを再インストールしました。
9. OSを再インストールした後、ウィンドウズのデスクトップに表示されるものは「ごみ箱」のみです。これが正解です。他は何も表示されないです。
10. この後、各種のドライバーをインストールします。DELLのサポートに問い合わせして、ドライバーのCDが無いので、全てのドライバーをDELLのHPからダウンロードすることになりました。PCの機種毎にドライバーが異なりますので、正しいドライバーをキチンとダウンロードすることが必要です。DELLサポートに自分が使っている機種、製品番号を言うと、英数時で7桁のキー番号を教えてくれ、そのキー番号を所定の欄に入力し、検索ボタンを押すと、必要なドライバーがズラ~っと明記されます。これは便利です。附属のドライバーCDはドライバーがたくさん明記されており、どのドライバーをインストールすればよいのかわからないので、インストールすべきドライバーを一覧表示されているのは大変に便利で涙がこぼれるほど嬉しかったです。これで作業時間が大分節約できたとホッとしました。
11. ダウンロードしたドライバーは次の通りです。
①システムドライバー
②チップセットのドライバー
③ネットワークのドライバー(全部で3種類掲載されていました、DELLからはその内の1つだけ指定されその1つをインストールするように指示を受けました ⇒ これが間違いであり、これが原因で相当に苦しみました)
④ビデオのドライバー
⑤オーディオのドライバー
それ以外はインストール無しで大丈夫と言われました。
注意が必要なことは、ネットワークのドライバーです。DELLのサポートからは、「ネットワークのドライバーは全部で3つありますが、その内、緊急と明記されているドライバーだけをインストールし、残りのドライバーは不要です」と言われ、その通りにしましたが、うんともすんとも言わず、1時間以上苦しみました。それで、DELLサポートが不要と言った「ネットワークの他のドライバー」もインストールしたところ、何と完璧にネットに接続できたではないでしょうか!!
こんな感じで、WindowsPCの再インストールが終了したのです。しかし、最後にOSの認証キーを入れるところが出てきて、途方にくれました。購入時にXPの認証キーが明記されているCDを紛失してしまったので、認証キーを入力することができず、OSが使用可能な状態にならないのです。社内にはVistaのダウングレード版のXPのマシンがたくさんあったので、パソコンに貼ってある認証キーを入力してみるとすべて駄目でした。ここでまた悩みに悩みました。
そこで、またDELLに連絡すると、Vistaからのダウングレード版XPではなく、純粋にXPだけでの購入をした時の認証キーを持っているかと聞かれました。7年前に購入した純粋のXPのマシンが社内に1台あったので、その認証キーを入れると使用可能な状態になりました。これで完成です。なるほどっと思いました。
以上がWindowsXPの初期化、再インストールの作業手順です。
WindowsXPのPCの初期化、再インストールを以下の手順で行いました。リカバリーCDが無くなってしまっていたので再インストールは大変でした。リカバリCDがあれば苦しまなかったと思います。
再インストールしたのは、DELLのOptiplex755です。OSはWindowsVistaのダウングレード版のXPです。リカバリーCDは紛失してしまっているという条件での初期化、再インストールです。
以下の手順で初期化、再インストールをしました。
1. DELLのOptiplex755のリカバリー用CDを紛失してしまっているので、泣く泣くOptiplex760を購入した時のリカバリCDをスロットに入れた。
2. 再起動をかける際、「F12」キーを叩く。
3. ブートデバイスを設定する画面が表示されます。
4. この時、HDDではなく、CD-ROMでの起動(ブート)する欄を選択します。ここで「Enter」を押してはいけません。私はこのことを知らずに「Enter」キーを押してしまい袋小路に陥りました。正解は「Enter」キーを押さずに、スペースキーを押すのですね!!! スペースキーを押してから、「Enter」キーを押すことがポイントです。
5. スペースキーを押してから「Enter」キーを押すことで、CDからの起動が可能となります。もし、スペースキーを押さずに「Enter」キーを押すと、CDからの起動とならず、HDDからの起動となってしまいます。そうすると初期化ができません。
6. スペースキーを押してから、「Enter」キーを押すことで、無事にCDからの起動が可能となりました。
7. そしてこの時、初期化をする手続きが可能となります。もう何が書いてあったか覚えておりませんが、必ず初期化をして下さい。しなかれば、以前の設定情報が消えずに単なる上書きとなり、リスクが残ります。表示される文字をじっくりと読み、パーティション等を削除し、初期化(フォーマット)をかけて下さい。
8. 初期化後、OSを再インストールしました。
9. OSを再インストールした後、ウィンドウズのデスクトップに表示されるものは「ごみ箱」のみです。これが正解です。他は何も表示されないです。
10. この後、各種のドライバーをインストールします。DELLのサポートに問い合わせして、ドライバーのCDが無いので、全てのドライバーをDELLのHPからダウンロードすることになりました。PCの機種毎にドライバーが異なりますので、正しいドライバーをキチンとダウンロードすることが必要です。DELLサポートに自分が使っている機種、製品番号を言うと、英数時で7桁のキー番号を教えてくれ、そのキー番号を所定の欄に入力し、検索ボタンを押すと、必要なドライバーがズラ~っと明記されます。これは便利です。附属のドライバーCDはドライバーがたくさん明記されており、どのドライバーをインストールすればよいのかわからないので、インストールすべきドライバーを一覧表示されているのは大変に便利で涙がこぼれるほど嬉しかったです。これで作業時間が大分節約できたとホッとしました。
11. ダウンロードしたドライバーは次の通りです。
①システムドライバー
②チップセットのドライバー
③ネットワークのドライバー(全部で3種類掲載されていました、DELLからはその内の1つだけ指定されその1つをインストールするように指示を受けました ⇒ これが間違いであり、これが原因で相当に苦しみました)
④ビデオのドライバー
⑤オーディオのドライバー
それ以外はインストール無しで大丈夫と言われました。
注意が必要なことは、ネットワークのドライバーです。DELLのサポートからは、「ネットワークのドライバーは全部で3つありますが、その内、緊急と明記されているドライバーだけをインストールし、残りのドライバーは不要です」と言われ、その通りにしましたが、うんともすんとも言わず、1時間以上苦しみました。それで、DELLサポートが不要と言った「ネットワークの他のドライバー」もインストールしたところ、何と完璧にネットに接続できたではないでしょうか!!
こんな感じで、WindowsPCの再インストールが終了したのです。しかし、最後にOSの認証キーを入れるところが出てきて、途方にくれました。購入時にXPの認証キーが明記されているCDを紛失してしまったので、認証キーを入力することができず、OSが使用可能な状態にならないのです。社内にはVistaのダウングレード版のXPのマシンがたくさんあったので、パソコンに貼ってある認証キーを入力してみるとすべて駄目でした。ここでまた悩みに悩みました。
そこで、またDELLに連絡すると、Vistaからのダウングレード版XPではなく、純粋にXPだけでの購入をした時の認証キーを持っているかと聞かれました。7年前に購入した純粋のXPのマシンが社内に1台あったので、その認証キーを入れると使用可能な状態になりました。これで完成です。なるほどっと思いました。
以上がWindowsXPの初期化、再インストールの作業手順です。
他病院からCDやDVDでDICOM画像をもらった時にOsiriXでどうするか?
OsiriXは大変に良く出来たViewerツールだと思います。それはDICOMファイルを書き出したり、読み込んだり、送信したり、受信する機能がずば抜けています。PACSの構築に必要な通信機能が十分に備わっていると言えると思います。先日、東京のクリニックにて、OsiriXを2台設置して来ましたが、CT装置等のモダリティ装置との接続が極めて簡単であります。OsirXはクライアント兼サーバー機能がありますが、サーバー兼用とすると落ちてしまうリスクがありますので、サーバーはやはりdcm4cheeなどの専用のマシンを活用した方が無難だと思います。
弊社がOsiriXで読込を推奨する際は、次の設定・作業手順を徹底しております。病院内でOsiriXを使って他病院からのCDやDVDを誰が読んでも同じ手順となるようにしています。
まずは設定です。次の通りです。
1. OsiriXの「環境設定」を選択します。
2. 「CD/DVD」を選択します。
3. 「CD/DVDメディアのマウント時にデータベースへ自動的に画像を追加」のレ点を外します。
4. 「CD/DVDメディアのアンマウント時にデータベースから自動的に画像を削除」のレ点を外します。
5. 「DICOMDIRファイルに登録されたファイルのみをロード」を選択せずに、「DICOMDIRファイルを参照せず、CD/DVDメディアに利用可能な全てのDICOMファイルをロード」するを選択します。
この設定をしますと、誰が読み込んでも同じ手順で読込作業を行うことになります。
作業イメージは次の通りです。
1. まずは、他病院からもらったCDやDVDをメディアスロットに差し込みます。
2. この場合、他病院が使っている簡易ビューワープログラムがCDやDVDに同時に書き込まれていることが普通です。
3. OsiriXの「読み込み」を選択します。
4. デバイス欄にCDあるいはDVDが認識され表示されます。
5. デバイス欄にCDあるいはDVDが認識され表示されたら、右側にメディアの中味が表示されます。その中味のフォルダには一切触れないで下さい。ここが大事です。いろいろなフォルダがありますが、OsiriXでは、DICOMファイルを勝手に探しに行きます。
6. 「開く」をクリックして下さい。これで、OsiriXはメディアのどこかに格納されたDICOMファイルを探しに行きます。
7. 「ファイルを検証中」とうメッセージが出ます。これは正しい表示です。
8. 「OsiriXデータベース」の小ウィンドウが出てきます。「キャンセル」、「リンクをコピー」、「ファイルをコピー」の3つが出てきます。「ファイルをコピー」をクリックして下さい。
9. これでメディアに格納されたDICOMファイルがOsiriXのローカルDBに格納されます。
簡単ですね!
弊社がOsiriXで読込を推奨する際は、次の設定・作業手順を徹底しております。病院内でOsiriXを使って他病院からのCDやDVDを誰が読んでも同じ手順となるようにしています。
まずは設定です。次の通りです。
1. OsiriXの「環境設定」を選択します。
2. 「CD/DVD」を選択します。
3. 「CD/DVDメディアのマウント時にデータベースへ自動的に画像を追加」のレ点を外します。
4. 「CD/DVDメディアのアンマウント時にデータベースから自動的に画像を削除」のレ点を外します。
5. 「DICOMDIRファイルに登録されたファイルのみをロード」を選択せずに、「DICOMDIRファイルを参照せず、CD/DVDメディアに利用可能な全てのDICOMファイルをロード」するを選択します。
この設定をしますと、誰が読み込んでも同じ手順で読込作業を行うことになります。
作業イメージは次の通りです。
1. まずは、他病院からもらったCDやDVDをメディアスロットに差し込みます。
2. この場合、他病院が使っている簡易ビューワープログラムがCDやDVDに同時に書き込まれていることが普通です。
3. OsiriXの「読み込み」を選択します。
4. デバイス欄にCDあるいはDVDが認識され表示されます。
5. デバイス欄にCDあるいはDVDが認識され表示されたら、右側にメディアの中味が表示されます。その中味のフォルダには一切触れないで下さい。ここが大事です。いろいろなフォルダがありますが、OsiriXでは、DICOMファイルを勝手に探しに行きます。
6. 「開く」をクリックして下さい。これで、OsiriXはメディアのどこかに格納されたDICOMファイルを探しに行きます。
7. 「ファイルを検証中」とうメッセージが出ます。これは正しい表示です。
8. 「OsiriXデータベース」の小ウィンドウが出てきます。「キャンセル」、「リンクをコピー」、「ファイルをコピー」の3つが出てきます。「ファイルをコピー」をクリックして下さい。
9. これでメディアに格納されたDICOMファイルがOsiriXのローカルDBに格納されます。
簡単ですね!
OsiriXでのX線写真の白黒反転
胸部X線画像の読影の際、白黒反転を好む医師がおりますが、そのやり方は次の通りです。
1. WL/WWの項目の下に、「CLUT」があります。
2. 「CLUT」をプルダウンし、その中の「B/W Inverse」を選択して下さい。
3. すると、白黒反転になります。元に戻す時は、「CLUTなし」を選択して下さい。
これで白黒反転作業が簡単に行えます。
1. WL/WWの項目の下に、「CLUT」があります。
2. 「CLUT」をプルダウンし、その中の「B/W Inverse」を選択して下さい。
3. すると、白黒反転になります。元に戻す時は、「CLUTなし」を選択して下さい。
これで白黒反転作業が簡単に行えます。
OsiriXのViewerに表示されるフォントサイズ、表示項目変更
OsiriXを新規ユーザー先で使っていると必ず言われるのが、画像表示された時に右上に表示されるフォントのサイズと表示項目です。フォントサイズの変更は簡単です。次の通りです。
1. 「フォーマット」をプルダウンして下さい。
2. 「フォント」を選択して、「大きく」あるいは「小さく」を選択してください。
この作業で表示フォントサイズを変更することが可能です。
なお、デフォルト設定では患者氏名が表示されない設定になってます。患者氏名を表示するには、
1. 「2Dビューワー」をプルダウンして下さい。
2. 「注釈」を選択し、「全て(患者氏名)」を選択して下さい。
これで患者氏名が右上に表示されます。しかし、この段階では、患者氏名表示箇所にいろいろとゴチャゴチャと不要な情報が表示されたり、年齢がダブルで表示されたりします。キレイにしましょう。
また、表示項目をキレイにし、余計なものを削除するんは、次の作業を行って下さい。
1. OsiriXの「環境設定」を選択して下さい。
2. 「注釈」を選択して下さい。小ウィンドウが表示されますので、ここで不要なものは削除可能です。年齢がダブルで表示されることもここで解決可能です。
上記の作業は読影する方のフォントのサイズの好み、表示項目の好みが大きく影響するところですので設置の際は必ず触れるところですので注意したいところです。
1. 「フォーマット」をプルダウンして下さい。
2. 「フォント」を選択して、「大きく」あるいは「小さく」を選択してください。
この作業で表示フォントサイズを変更することが可能です。
なお、デフォルト設定では患者氏名が表示されない設定になってます。患者氏名を表示するには、
1. 「2Dビューワー」をプルダウンして下さい。
2. 「注釈」を選択し、「全て(患者氏名)」を選択して下さい。
これで患者氏名が右上に表示されます。しかし、この段階では、患者氏名表示箇所にいろいろとゴチャゴチャと不要な情報が表示されたり、年齢がダブルで表示されたりします。キレイにしましょう。
また、表示項目をキレイにし、余計なものを削除するんは、次の作業を行って下さい。
1. OsiriXの「環境設定」を選択して下さい。
2. 「注釈」を選択して下さい。小ウィンドウが表示されますので、ここで不要なものは削除可能です。年齢がダブルで表示されることもここで解決可能です。
上記の作業は読影する方のフォントのサイズの好み、表示項目の好みが大きく影響するところですので設置の際は必ず触れるところですので注意したいところです。
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