2010年11月7日日曜日

光インターネットといえども。。。。

千葉県富津市の新規開業病院で弊社の遠隔読影サービス「Docえいくん」を利用して頂くために暗号通信設定をして参りました。光ネクストのユーザーです。しかし、しかしです。その通信速度の遅いこと。これには驚きました。50MB程度のデータを送るのに軽く10分以上かかってしまうのです。通信速度を測定してみると、ダウンが40Mbps、アップが8Mbpsでかなりの差がありました。光だと通常、ADSLと異なり、アップもダウンも大きな差が無いのですが、富津市のある地域の特性でしょうか、アップとダウンで相当な差が出ております。

又、光ユーザーからの弊社へのDICOMデータの送信でも時間帯によって相当な差が出ている現状です。名古屋市の病院から弊社へのDICOM通信では、同じデータ容量で朝9時半頃の送信では1分かからないものが、夕方の4時では10分以上かかってしまうことが多いです。通信速度の測定を測定ソフトで行っても、遅くはないのですが、実際の送信では10倍以上かかってしまうのですね。。。。やはり、地域の込み合いが半端なものではなくなっているのでしょうか。。。。弊社の社内のシステムには何の問題も無いことは確認できました。弊社としてはこれ以上の対策がとれないので、地域の光通信網が一体どのように他ユーザーと帯域を共有されているか。。。。これは是非、知りたいところです。

NTTのサービスでVPNワイドという安いIP-VPN商品がありますが、これはNWに参加しているユーザーが皆で帯域を共有化する仕組みになっています。遠隔でPACSを構築する際は、サーバーセンターへのDICOM通信が殺到すると通信速度が相当に遅くなる可能性が高いでしょう。弊社が読影依頼しているパートナー読影センターの場合は、帯域を共有化する仕組みではなく、サーバーとクライアントを1本毎にNWする仕組みなので、通信速度はべらぼうに速い!です。しかし、その分、価格もべらぼうに高い(泣き笑い)。価格には参りますが、マンモ画像。CT64列ユーザーの画像等、データ容量が大きい通信を行う場合はあっという間に送信終了してしまいます。トラフィックが込み合う夕方以降の通信の場合、この恩恵はやはり大きいですし、大型総合病院の業務効率向上には効いてくると思います。

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